小規模校の文化祭は盛り上がるのか? @校長室より
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小規模校の文化祭は盛り上がるのか? @校長室より

大阪府立豊中高等学校 能勢分校

秋の風物詩といえば紅葉やサンマ。秋の一大学校行事といえば文化祭。そのような認識をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

コロナ禍の影響が収拾しきっている状況ではありませんが、去る11月13日(土)に能勢分校では「2021年度文化祭」を開催することができました。
(本記事のトップビューにあるイラストは漫画研究部員による作品です!パンフレットの表紙を飾りました)

一般的に生徒数・教員数と文化祭企画数は正の相関関係にあるようなイメージを持たれる方も少なくないのでは。生徒数が多い学校の文化祭は「来場者数〇〇人!」「〇〇個の出店数!」など規模の大きさをアピールされている学校も多いのではないでしょうか。

となると能勢分校の場合、全校生徒73名の超小規模校です。「限られた生徒で何ができるんだい?」「どうせ小さくお祭りしているんでしょ?」などのツッコミが多方面から入りそうです…汗

実際はと言うと…

結論を申し上げますと…

めっちゃ盛り上がりましたー!!!

(手前味噌で大変恐縮ですが)素晴らしい文化祭です。生徒・教員だけでなく地域の方も協働してつくられた能勢ならではのユニークな文化祭です!

……

どのような文化祭なのか気になるところですよね?

では文化祭の中身についてみていきましょう!
今回は3つの特長にギュッと絞ってお伝えします。

1.地元の小中学校との協働

今年度の文化祭スローガンは「一星一輝」。この四字熟語は造語です。
”すべての生徒が個性・自分らしさを発揮し輝く星になろう!”という意気込みを表現しました。生徒たちが自分たちで考えました。

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↑体育館に掲示した巨大モザイクアート

体育館に掲示したスローガンですが何がすごいかというと、地域の子どもたちの将来の夢が一つひとつの星に書かれているのです。

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↑個性豊かな将来の夢です…笑

能勢分校は小中高一貫教育推進校として、地元能勢町の能勢ささゆり学園(能勢町立能勢小・中学校)と連携しています。交流授業など日ごろからの両校の連携が学校行事でも発揮されています。
「将来の夢」を軸に小中高が一体となって一つの作品をつくれるって素晴らしい取組みですよね。

2.一人十色な役回り

小規模な学校ならではのメリットが「複数の企画に参加・実行できる」という点です。学校によっては完全分業制だったり、一人ひとつの企画だけという制約があることも少なくないでしょう。

一方、能勢分校の場合、一人で複数の企画に参加することもできます。準備は大変ですが、その分やりきった後の達成感はそれ以上のものを得ることでしょう。

例えば、一つのクラスで教室内企画と舞台演劇を両方できたりするので楽しみも2倍3倍…いやいや数倍でしょうか!?

一人ひとりが輝ける機会がたくさんあるのも能勢分校ならではかもしれません。

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↑あるクラスが舞台では演劇をやり

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↑校庭では手作りバイキングを行ったり

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↑教員も生徒の指導だけでなく自ら舞台で演奏したり

3.多様性ある企画展

能勢分校は20年近く連続して海外からの留学生を受け入れています。現在もコロナ禍ではありますが、3名の留学生が本校で学んでいます。
73名の学校で3名の留学生 = 約4%
1,000人規模の学校に換算すると → 40人
留学生が身近な環境で生徒たちは生活しています。

留学生は日本の文化に多く触れたい、学びたいと思って来日している生徒ばかりです。能勢分校では書道や茶道など校内の活動の中でも日本の文化を存分に体験できるような機会を多く設け留学生の学びをサポートしています。

文化祭では留学生による書道の作品や母国紹介パネルを掲示したり、校内にある茶室でゲストとともに茶道を学んだりと、生徒・教員・地域の皆様全員が楽しめる場になりました。

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↑左下が留学生の作品

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↑留学生が作成したパネルと過去の留学生紹介

どうでしたでしょうか。能勢分校ならではのユニークな文化祭。
(その他にもお伝えしたい企画は山ほどございます…)
一度来てみたくなった方も多いのではないでしょうか。

小規模校の強みや特徴を発揮して生徒も保護者も教員も地域の皆様も一体となって文化祭を盛り上げています。

PTAカフェ、地域の皆様による野菜販売、本校農場で栽培した農作物や加工品販売…などなどお腹にも優しく嬉しい企画が盛りだくさんです!

ぜひ来年、能勢分校の文化祭でお会いできることを心から楽しみにしております!

大阪府立豊中高等学校 能勢分校
”おおさかのてっぺん(北の端)”能勢町にある公立高校です。旧大阪府立能勢高等学校。「超少人数制」「グローカルな探究活動」「里山留学制度」が特長。大自然に囲まれた環境でのびのびとした高校生活が送れます。