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とっても甘い人気品種のトマトを栽培しています @校長室より

能勢分校では2年生から希望進路や興味関心領域に合わせて、4つのコースから選択して学習を進めています。

その4つのコースとは…
 ①「探究」
 ②「食農流通」
 ③「対人支援」
 ④「地域活性」
の4コース。
 ※正式には「系列・学習群」と呼んでいます
 ※「探究」コースは1年生後期から開始しています

能勢分校は主となる校舎とは別に、甲子園球場1.4個分の広さに相当する附属農場を持っています。食農流通コースの生徒はもちろんのこと、1年生は「農業と環境」という授業で全員が農業の授業を履修します。

「食農流通」コースでは、お米・野菜・果樹などの栽培や、ミツバチ・ニワトリなどの飼育を行っています。栽培・飼育だけではなく、自分たちで育てた農産物の販売実習や、ジャム・お菓子などの加工品開発に取り組む授業もあり、実践的な”6次産業化学習”を進めています。

今回は、食農流通コースの2年生が履修している授業「果樹」から一部をご紹介。

能勢分校では、高糖度トマトとして市場で人気のある「プチぷよ」や「フルティカ」トマトを栽培しています。

特に注目してほしいのは「プチぷよ」です。
「プチぷよ」は果皮が非常に薄く非常にジューシー。フルーツを食べているような感覚になります(きっとトマト嫌いの人も「プチぷよ」を食べたら食べれるようになる!はず…)。

生徒たちは栽培したトマトをただ収穫するだけではありません。重要なことは、市場で売れる状態のトマトを見極めて収穫すること。教員も実践的な指導に熱が入ります。

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↑ スーパーではあまり見ることができない「プチぷよ」

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↑ 中玉品種で最高レベルの甘みを持つ「フルティカ」

さらに、収穫するまでがゴールではありません。販売実習も授業の中に組み込まれています。どうやったら自分たちの収穫物が売れるのか?を考え実践することも社会に出たら求められます。

この日は、生徒たちがPOPづくりに工夫を凝らし、昼休みの販売実習までやり切りました。

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↑ 楽しみながらPOPづくりを行う生徒たち

能勢分校では、理論と実践を融合させる教育活動を展開しています。インプットとアウトプットを繰り返すことによって生徒の学びも一層深まることになるでしょう。

今後の「能勢分校 公式note」もお楽しみに!