大阪府立豊中高等学校 能勢分校
能勢分校の日常や出来事を准校長がつづります
秋の風物詩といえば紅葉やサンマ。秋の一大学校行事といえば文化祭。そのような認識をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 コロナ禍の影響が収拾しきっている状況ではありませんが、去る11月13日(土)に能勢分校では「2021年度文化祭」を開催することができました。 (本記事のトップビューにあるイラストは漫画研究部員による作品です!パンフレットの表紙を飾りました) 一般的に生徒数・教員数と文化祭企画数は正の相関関係にあるようなイメージを持たれる方も少なくないのでは。生徒数が多い
前回の記事で、今年度から能勢町内の住民の家に下宿しながら能勢分校に通学することができる「里山留学制度」を開始したことをお伝えしました。 前回の記事はコチラ しかも、この里山留学制度は単なる下宿制度ではなく、「里山留学プログラム」と呼ばれる、里山留学生が能勢町での学びをさらに深めるための体験型プログラムに参加できることもお伝えしました。 里山留学プログラムは、「農業」「環境」など能勢町ならではの産業や取り組みなど地域資源をフルに活用した課外活動です。能勢町に住んでいるから
「里山留学」ってなに?初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、今年度(令和3年度)から新たに始まった能勢町の制度なのです。 里山留学制度とは… … … っと、本題に入る前にまずは背景からご説明します。 現在の大阪府公立高校の入学者選抜(高校入試)は学区を設けていないため、府内どこに住んでいても、どの高校でも受験することが可能です。 ところが能勢分校は、”おおさかのてっぺん”(大阪の最北端)と呼ばれる能勢町にあります。どんなに朝早く起きて通学しよう
能勢町は緑あふれる町であると同時に「生物多様性に優れた自治体」としても知られています。 ※平成28年に発表された「生物多様性に優れた自治体ランキング」で全国1位を獲得!! 出展:三菱UFJリサーチ&コンサルティング ニュースリリース 中でも”生物多様性のホットスポット”とも言われている「地黄湿地」は、湿地でしか見ることができない珍しい生きものに会いに行ける場所として有名です。 そんな豊富な能勢町の自然資源を能勢分校の教育活動にもふんだんに生かしています。 学校設定科目
能勢分校では2年生から希望進路や興味関心領域に合わせて、4つのコースから選択して学習を進めています。 その4つのコースとは… ①「探究」 ②「食農流通」 ③「対人支援」 ④「地域活性」 の4コース。 ※正式には「系列・学習群」と呼んでいます ※「探究」コースは1年生後期から開始しています 能勢分校は主となる校舎とは別に、甲子園球場1.4個分の広さに相当する附属農場を持っています。食農流通コースの生徒はもちろんのこと、1年生は「農業と環境」という授業で全員が農業
初投稿の記事をご覧いただきありがとうございます!大阪府立豊中高等学校能勢分校の公式noteです。 旧能勢高等学校から大阪府立豊中高校能勢分校へと改編して丸3年が経過しました。 目指したい人材像を「グローカル人財」と定め、豊中高校(本校)と分校間で連携をしながら教育活動に取り組んでいます。グローバルとローカルの両方のセンスを持ち合わせ、広い視野で考えながら地域の課題を設定・解決できる人財、国際社会や地域の魅力化・活性化を担える人財、すなわち「グローカル人財」を生徒・教職